

70年代に頭角を現し独特な存在感で多くのジャズファンを魅了したHannibal Marvin Petersonが75年にリリースした正に名刺代わりといえる一作。ピアノのMichael CochraneやチェロのDiedre Murrayの力強いサポートを受け、ハンニバル自身やドラムのMichael Carvinが繰り出すスピリチュアルな音使いもアクセントに、核となるハンニバルのどこまでも飛翔するようなトランペット演奏をじっくりと楽しめる。マルコムXに捧げられたラストの「Soul Brother」は必聴。(SH)
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