

Keith Jarrett、Dewey Redman、Charlie Haden、Paul Motianからなるいわゆるアメリカン・カルテットの1973年のライブ盤。フリーやスピリチュアルの影響も垣間見え、時にカオティックに突き進む演奏も聴かせるが決して一辺倒にならない独自のバランスで美しさを保っている。全てキース・ジャレットの作曲だがA1ではそこにオーネット・コールマンの影響が感じられる点も興味深く、A2では彼のソプラノサックスの演奏が聴けるなど、多彩な顔を覗かせる一作といえるだろう。 (SH)
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